子犬にジャーキーを与えるのはいつから？選ぶ際の注意点や与え方なども解説

子犬に適したジャーキーの選び方！

子犬には食べやすいサイズのジャーキーがおすすめです。子犬の口は小さく、噛む力もまだ十分ではありません。大きすぎるジャーキーは噛み砕けず喉に詰まらせたり、消化不良を起こしたりするおそれがあります。子犬が楽しくおやつを食べられるように、食べやすいサイズに割って与えるか適切な大きさのジャーキーを選ぶことが大切です。

硬すぎるジャーキーはNG！子犬の歯や消化器官に負担をかけないものを！

子犬にジャーキーを与える際は硬さにも注意が必要です。子犬はまだ歯が生え揃っておらず、消化器官も未発達です。そのため、硬すぎるジャーキーを与えてしまうと歯が折れたり、消化不良を起こしたりすることがあります。子犬には柔らかく、小さく割って与えられるジャーキーが適しています。また、水やぬるま湯で少し柔らかくしてから与えるのもおすすめです。

添加物やアレルギー成分にも注意！

子犬は消化器官が未発達なため、添加物が多いジャーキーは消化器官などに負担がかかることも少なくありません。また、子犬期にアレルギー症状が出ることもあります。原材料などをよく確認し、アレルギーのリスクが低い商品を選ぶようにしましょう。

最初は少量ずつ与える

初めてのジャーキーは、子犬の食べ具合や消化の様子を見ながら少量ずつ与えることがポイントです。子犬用のジャーキーであっても小さく割ってから与えます。ジャーキーを小さくすることで喉に詰まらせるリスクを減らすだけでなく、子犬が食べやすくなるというメリットがあります。

子犬におやつを与える際の1日あたりの目安量

子犬におやつを与える際の1日あたりの目安量は、基本的には1日の総カロリーの10%以内が推奨されます。与えすぎると栄養バランスが崩れたり、肥満や健康トラブルの原因になるおそれがあるためです。具体的な量は子犬の体重や体調、生後の日数・成長段階によって異なるため、与えるおやつのカロリー表示を確認し、適切な量を調整してください。

また、初めてのおやつは消化の様子に注意しながら少量から始め、問題がなければ徐々に増やしましょう。おやつはあくまで補助的な役割ですので、主食のフードの量には影響が出ないように心がけてください。

子犬の様子をよく観察する

ジャーキーを初めて与えるときや新しい種類のジャーキーを与えるときは、子犬の様子を注意深く観察します。与えた後の食欲や便の状態、アレルギー反応などは特に重要なチェックポイントです。

食欲

ジャーキーを食べた後、食欲不振になっていないか、嘔吐していないかなどを確認します。

便の状態

下痢や便秘になっていないか、便の色や形に変化がないかをチェックします。

アレルギー反応

皮膚のかゆみ、発疹、目の充血などが出ていないか、確認しましょう。

もし、子犬に何らかの異常が見られた場合はすぐにジャーキーを与えるのを中止し、獣医師に相談することが大切です。

ジャーキーを与えるタイミングも重要

ジャーキーは、子犬のしつけのご褒美としておすすめです。「お座り」「待て」など、子犬が目標の行動をできたら、ご褒美としてジャーキーを与えます。子犬との信頼関係を築きつつ、しつけのモチベーションを高めるのに役立ちます。また、ジャーキーは子犬とのコミュニケーションツールとしても有効です。スキンシップを取りながらジャーキーを与えたり、遊びの中でジャーキーを使ったりすることで、子犬との絆を育むことができます。ただし、ジャーキーを与える際は子犬の健康状態や成長段階に合わせて、量を調整することが大切です。

愛犬に鹿肉ジャーキーを与える際はいくつかの点に注意すると、より安全かつ効果的に与えられます。

与え方のポイントを解説します。

• 細かく切る：消化しやすく、誤えんを防ぐために、5mm程度の小さな角切りにするのがおすすめ
• 形をシンプルに：四角形のようなシンプルな形にすると、愛犬が飲み込みやすくなる
• 少しずつ：一度にたくさん与えない
• 事前に分ける：1日分の量やおやつ1回あたりの量を小分けにして容器に入れておくと便利
• トレーニングに活用：おやつとしてだけではなく、おやつを褒美にしてしつけトレーニングに活用する方法

1日あたりの与える量の目安-EZOWANの鹿肉ジャーキーの場合

• 超小型犬（5kg以下）：5-10g
• 小型犬：10-20g
• 中型犬：20-50g
• 大型犬：50-100g

愛犬の体重や年齢、活動量に合わせて、獣医師などに相談しながら調整しましょう。

粉ミルクや柔らかく煮込んだ鶏肉・ささみなど

生後3ヶ月までの期間は子犬の歯や消化器官が未発達なため、消化の良いものを与えることがポイントです。例えば、粉ミルクや柔らかく煮込んだ鶏肉、ささみなどが挙げられます。鶏肉やささみを与える際は細かく刻んだり、柔らかく煮込んだりして、子犬が食べやすいように工夫します。脂肪分の多い皮や骨は消化不良を起こす場合があるため、取り除いておきましょう。

柔らかく消化の良いボーロやビスケットなど

生後3～6ヶ月頃になると歯が生え揃ってきます。ジャーキーは硬くてまだ心配という場合は、柔らかく消化の良いボーロやビスケットなどが選択肢になります。子犬の成長段階に合わせて、無理なく食べられるものを選んであげることが大切です。

デンタルケアにおやつを活用しよう！

愛犬の健康を意識するうえでデンタルケアは重要です。しかし、歯磨きが苦手な犬も少なくありません。子犬の頃から歯磨きに慣らすことで習慣化しやすくなります。デンタルケアに役立つガムなどのおやつは、噛むことで歯垢や歯石の沈着を防ぎます。遊び感覚で歯磨き習慣を身に付けたいときにぴったりです。子犬の月齢や歯の生え具合にマッチした硬さを選びます。また、ガムは噛むほどに小さくなるため、誤飲を防ぐため小さくなったものは取り替えることが重要です。与える際は目を離さず、様子を確認しましょう。